●ページ内ジャンプについて
<A HREF="#END">ページの最後</A>
とすると、
<A NAME="END">ここで終わり</A>
とラベル定義されているページ内位置にリンクすることができる。このとき、もし対応するラベル定義がなかったときの動作は、iモード端末によって異なる。
具体的には、P501iはどこにもジャンプしないのに対して、他の機種ではページの先頭にジャンプするのだ。したがって、ページの先頭にジャンプする目的で未定義ラベルを指定しても思惑どうりにはならない。
●アクセスキーについて
おどろくべきことに、D502iでは、
- [*]がページ単位の上スクロール
- [#]がページ単位の下スクロール
機能に固定されてしまっている。したがって、アクセスキーで[*]や[#]を指定しても、D502iでは上記の動作になってしまう(いくら便利だからって、かってに仕様変更するとは、大それたことをするなぁ)。つまり、今後全機種対応にするには、これらのアクセスキーは使わないほうがよいってことのようです(NTT Docomoでも、動作しない端末があると明記されました。結局、NTT DoCoMoは、できちゃった製品を見て後追いで指針を出しているところがありますね。うーん)。
●GIFへの対応について
GIFへの対応について、正式にはこうなっています。501iではオプションは使わないのが基本となりますね。
GIFのオプション機能 | 502i | 501i
|
---|
オプションなし(普通のGIF) | ○ | ○
|
インターレースGIF | ○ | ×
|
透過GIF | △ | ×
|
アニメーションGIF | ○ | ×
|
注:△はカラー対応のiモードのみ。
●アニメーションGIFについて
NTT DoCoMoで正式な指針が出ました。
- 最大画面数は5コマ(実際には書籍に書いたような結果ですけどね)
- 1画面に最大4個までアニメーションGIFを配置が可能(要注意ですね)
- 1画面に表示される画像のトータルファイルサイズは5KBまで(ちゃんとファイルサイズを調べましょう)
- 扱える1画面の大きさは少なくとも94×72ドットが最大(少なくとも、ってなんでしょ?)
- 繰り返しの最大数を16回とする(繰り返しの最大数を越えた指定をした場合、規定最大値が使用される)
- フレームに指定するウェイト(ディレイ)は本来は1/100秒単位の指定だが、実際にはそういうタイミングで表示されない機種がある(あまり早くしても表示が間に合わないってことですね。実際、早くすると残像がすごくて目がいたくなります)
- ウェイト(ディレイ)に3を指定すると、それは1のときの3倍の時間表示されると考えてよい(1つ上の項目内容を受けてのことですね)