Windows95を賢く使うMS-DOS快適活用テクニック

メディアテック刊/ドッシー秋山

サポートページ


●訂正箇所

◆P71(誤)昔はできなかったため、間違えておりました。ごめん。
またまた質問。もし「DIR A:\*T.*[Enter]」としたら、どうなるかな。実はこれが「T」で終わるファイル、とはならないのだ。なぜなら「*」は任意の複数文字だと解釈されるので、「T」は無視され、「*.*」と同じ意味になる。うーむワイルドカードは奥が深いなあ。

◇P71(正)
またまた質問。もし「DIR A:\*T.*[Enter]」としたらどうなるかな。実はMS-DOSモードの場合は「T」で終わるファイルとはならない。「T」が無視され「*.*」と同じ意味になってしまう。しかし、MS-DOSプロンプトの場合はこれが使える。うーむワイルドカードは奥が深いなあ。

◆P199(誤)PC-98をフォローし忘れたのです。ごめん。
このような場合には、JPRINTER.SYSというデバイスドライバを組み込む必要がある。

◇P199(正)
このとき、JPRINTER.SYS(PC-98はPRINT.SYS)というデバイスドライバを組み込もう。

●ダウンロードサービス

ここをクリックすると、掲載した主なバッチファイル等をダウンロードできます。保存ファイル名は"MSDOSBAT.LZH"にしてください(違っていたら、この名前にしてください)。ファイルはLZH形式で圧縮されているので、解凍して使ってください。

●まだまだあるMS-DOSの話

・MKDIRコマンドは親ディレクトリがないとエラー

たとえば、C:WORK\DATAというフォルダを作成するには、次のようにすればよい。ただしこれは、あらかじめC:\WORKディレクトリを作っておかないと「ディレクトリがありません」というエラーになるから注意しよう。
	MKDIR C:\WORK\DATA
	

・デスクトップにディレクトリを作成する技

デスクトップの情報は、Windowsディレクトリの中の「デスクトップ」フォルダの中にある。したがって、まずカレントディレクトリを移動してから、MKDIRコマンドを実行すれば、MS-DOSでデスクトップにフォルダを作成することができるのだ。これは、ファイルをデスクトップに作成したいときにも同じだぞ。

	CD C:\WINDOWS\デスクトップ
	MKDIR WORK
	

・WindowsのプログラムをDOSから実行する技

MS-DOSプロンプトで、たとえば「mplayer file.wav[Enter]」とすると、メディアプレーヤが起動して、WAVファイルを開き、自動的に演奏してくれる。このように、MS-DOSプロンプトでWindowsアプリケーションの実行ファイル名を入力することで、起動が可能である。なお、これを行ったときに「This program cannot be run in DOS mode」と表示されたときには、次のように設定を変更すること。

1.MS-DOSのプロパティを表示する
2.「プログラム」タブの「詳細設定」ボタンを押す
3.「MS-DOSプログラムにWindowsを検出させない」のチェックをはずす
4.MS-DOSプロンプトを再起動する

●リンク

今のところ特になし。