自己というのは、脳とか精神としてとらえられがちだが、最近免疫的自己というものを
研究している人がいるそうだ。たとえば、脳がうずらで身体が鶏のキメラ動物を作ると、
行動はうずらになる。ところが、数日もすると、身体の免疫細胞によって脳が攻撃され、
結局死んでしまう。つまり免疫が自己を主張していると捕らえることができるってわけ。

人工知能学者の父と呼ばれているマーヴィンミンスキーという人は、脳は非常に物理的
なもので、すなわちコンピュータで自己を含めて再現できるといっている。将来は、も
っと覚えたいけど容量が少ないから、頭用のメモリを買ってくる時代がくると自信をも
って言っていた。しかも、本来このようなことは何百年も前にできていたかもしれない
が、それを抑制したのが宗教だ、ともかたっていた。すげー唯物論信者だ。

NHKって楽しいなー(^_^)