6.ボディを作る

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ボディを作る

うおお、ヘタなのがバレバレだなー。でも、難しいです。もう感覚のみで作ってみました。ははは^^; 作り方は、頭を作るのとほぼ同じです。もしかすると、肋骨、鎖骨、肩甲骨などは、針金などを入れてから作ると、よりリアルになるかも。

1.発泡スチロールで芯を作る

頭と同様に、この発泡スチロールは、最終的には取ってしまうので、ボディの中も中空になります。やはり、粘土が5ミリくらいの厚さになることを想定して、小さく作っておきます。

2.粘土を貼り付けていく

5ミリくらいの厚さになるように、粘土を貼り付けていきます。

3.発泡スチロールを抜く

粘土が固まったら、彫刻刀などを使って、発泡スチロールを全部取り除きます。私は、今まで足の付け根から掘り出していましたが、2つに割って、もう一度貼りつけた方が早いような気がします。

4.首、肩の穴を作る

これを作るときには、あらかじめ球を作っておいた方がいいと思います。できれば、上腕、大腿が完成してからにした方がいいと思います。手作業で穴を作ったら、実際にその球をあててみて、位置や深さを調節します。押し付けてグリグリすると、奇麗な穴が作れます。

5.大腿の穴を作る

足は稼動範囲が広いので、穴を作るときには、足を、立った状態と座った状態に曲げて、位置や深さを調節します。座った状態ではバランスがよさそうに見えても、立たせてみたらおかしいことがあるからです。人形は、何の補助がなくても立つことが前提なので(最近知りました ^^;)、腰のバランスは重要です。

6.みがく

服を着せてしまうと解らなくなるものの、やっぱり調節はできるだけやっておきたいものです。サンドペーパーで仕上げましょう。

レミさん式ボディ制作法

なんと、身体の作り方の詳細をレミさんがメールしてくれました(レミさんのホームページには、作成途中の人形も飾られているので参考になります)。これは、とても工程として洗練されていて、素晴らしいです。特に、原形が使いまわせるところに感動しました。みなさんも参考にしてください。

1.製図を引く

参考書としては「人体デッサン」のような本があるとよい。これを基に実物大の製図を書く(roro注:前でも述べてますが、首は球と考えてボディと一体にし、上を丸くしておくのだそうです)。

2.スチロールを作る

5mm縮小のスチロール原型を作る。その上にラップを巻く。

3.粘土を巻く

粘土を巻き、カット線を入れる。そして、いびつに乾燥しないようにホータイを巻く。これで乾くまでほっとく。

4.その後

スチロールは原型としてまた使う。すべての部分をスチロールや軽粘土などで作っておくとよい。私のUnfinished#2がこの状態(roro注:写真をお借りしました。以下がそれ)。これで、いつでも必要なときに原型を取り出して細かい肉ずけができる。

新たに、レミさんから面白いコメントがもらえました。ふふふ。いや、これはまじめな問題だぞ。

レミさんのコメント:男の人形でいつも ハタと困ってしまうのが「・・・・・」(roro注:いわゆるナニの話しですよん)。何もない訳にいかず、伸縮自由ともいかず、服を着せると邪魔になるしー。そこで球体関節の要領で、動きます、取り外せます。いい手でしょう? みせたーい。みせられなーい。

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