8.球を作る

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さてどうやって作ろうか

球関節人形で意外と難しいと思ったのは、肝心の球を作ること。しかも、溝を設けたり、末端の球の場合には、ピアノ線を組み込む必要もあります。私は最初、単に手で丸めていましたが、大きな球を作ると自重で潰れてくるので困りました。そのとき、次のようなアドバイスを受けたのでした。

Noahさんのコメント:関節に球を使う場合、穴を開けるのが大変なので、発泡スチロールの球を買って、その上に素材を5ミリ位均等につけた方がいいと思います。

1.発泡スチロールを用意する

丸い発泡スチロールを買ってきます。もちろん、各球のサイズより一回り小さいものを用意します。人によっては、普通の発泡スチロールから球を削りだしている人もいるようです。

2.粘土を貼り付ける

粘土棒などを使って粘土を伸ばし、同じ分量の粘土を切り出します。これを左右の球に同じ厚さになるようにくるみます。

3.発泡スチロールを取り除く

粘土が乾いたら、粘土を半分に割ります。そして中の発泡スチロールを取ります。小さい球の場合には、面倒だから、私は入ったままですが・・。

4.くっつける

発泡スチロールを取り除いたら再びくっつけます。

5.穴と溝を空ける

パーツに付く側は、ゴム紐が通りやすいように大きめの穴を空けておきます。反対側には溝を空けます。溝は、カッターなどで切ればよいだけです。

6.ピアノ線を通す

ピアノ線を通す場合には、真横から穴をあけて、そこにピアノ線を通します(ピアノ線は球の直径より短くしておきます)。それからピアノ線を入れた穴を粘土で埋めます。

7.みがく

関節がスムーズに動くように、綺麗にみがきます。


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