1.インストール手順の確認
●参考にすべき記述
FreeBSDをインストールするのはいいけど、どこを見ればいいのかが最初は検討がつかないものだ。また、見ても量が多いとうんざりする。取り敢えず、次を見ておけばよいんじゃなかろうか。
FreeBSD徹底入門(翔泳社)
- ▲まず2章(p29)を見よ。ただし、ここはPC(DOS/V)でのインストールである。そのため。10章(p365)のFreeBSDモバイルパッケージ(PAO)の記述も併読する必要がある。また、10章はPCnoteが対象なので、98の場合はちょっとやり方が異なる。
INSTALL.98
- ▲FreeBSD徹底入門に付属しているCD-ROMの、\221R\98DOC\INSTALL98に、インストールの方法が書いてある。これを読めば、ある程度理解の上、インストールできる。ついでに、\221R\98DOC内のファイルを一通り読んでおくといいかも。でも面倒だよなぁ。
●インストール手順
「インストールなんて手短にすませたいよなぁ」。そう思っているあなた。よくぞ聞いてくれました(だれも聞いてないって ^^;)。説明を見ると、あーもできる、こーもできると、けっこういろいろなやりかたが書いてあって混乱するので、ここでは目をつぶってもできるインストール方法を紹介する。一度うまくいけば自信がつくはず。そうしたら、今度はいろいろ自分で考えて、目的にあったインストールをすればよいだろう。というわけで、まずは手順を確認しておくべ。
@Bootフロッピーを作る
- ▲FreeBSDをインストールための、起動用のBootフロッピーディスクを作る。それには、起動用のフロッピーのディスクイメージをファイル化したBOOT.FLP(おっと、98noteの場合には、PAO98_22.FLPというファイルを使うのだった)、それを実際にフロッピーディスクに書き込むためのRAWRITE.EXEというコマンドを使う。
Aディスクのパーティションを分ける
- ▲ハードディスクを2つのパーティションに分ける。1つにはMS-DOSを、1つにはFreeBSDを導入する。本来は、全部FreeBSDで使ってもいいのだが、DOSパーティションを残しておくと何かと便利。
Bインストールに必要なファイルをコピーする
- ▲MS-DOSパーティションに、インストールに必要なファイルを、CD-ROMからコピーする。
Cインストールをはじめる
- ▲Bootフロッピーディスクで立ちあげると、インストーラが起動する。慣れないと、ちょっと分けわからない感じなので、もっともシンプルな選択肢を紹介しよう。
Dリブートする
- ▲インストールに成功したら、Bootフロッピーディスクをぬいて立ちあげる。これで、FreeBSDが起動する。うまくいくといいね。