1.揃えたいもの

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道具

だいぶ無駄なものを買ってしまったけど、最終的に使ったものは次の通り。これらは、必要に応じてそろえればよいでしょう。

粘土板粘土をこねたりするのにあると便利です。ついでに、平たく伸ばすための棒も買っておきましょう。
カッター普通のカッターでOKです。芯材を削ったり、ボディを削ったりするのにあると便利。
スチロールカッター糸ノコと同じ形をしていますが、ノコの部分が電熱線になっていて、熱でスチロールを溶かします。静電気で削りカスがまとわりついたりしないし、大きなものもスパッと切れる。これは、ハッコーというメーカーの「スチロールカッター」。上にボタンがあって、これを押しているときだけ電気が通るのがうれしい。あと、250度のターボモードと170度のノーマルモードがある。
竹べら粘土の整形にあると便利。あと、顔の細工などでは楊枝を使ってます。
彫刻刀丸刀1本あれば十分です。これも、芯材を削ったり、ボディを削ったりするのにあると便利。
のこぎり芯材やボディの切断にあると便利。
やっとこ針金を曲げたりするのにあると便利。
サンドペーパー粗いのと細かいのを用意しましょう。やすりがけは非常に手が疲れるので、取っ手付きのものが使い易かったです。
ハンドドリル関節になる球に穴を空けるのに使いました。
木工用ボンド髪の毛を貼り付ける場合には、これが必要です。


材料

意外と揃えるのが面倒なのが材料です。まとめて買うなら、東急ハンズやユザワヤにいくのがいいでしょう。

発泡スチロール芯材として使用します。私はウレタンを使ってみたけれど、こっちの方が使い易そう(と思ってスチロールを使ってみたが、やっぱりウレタンの方が私向きってことに今はなってます。やわらかすぎる感じなので。ウレタンは吉祥寺パルコの地下1FにあるTooで購入)。関節の球を作るための、発泡スチロールの球もあるとよい。球はハンズやユザワヤにあり。
粘土メインの材料です。種類がいろいろあるので後述します。
丸ゴム紐最終的にパーツをつなぎとめるのに使用します。裁縫屋さんにいけばあります。
人形用の目人形用の目(プラスチックかガラス)が東急ハンズやユザワヤに売られているので、これを買ってくるのが簡単です。
人形用の髪人形用の髪の毛が東急ハンズやユザワヤに売られているので、これを買ってくるのが簡単です。
針金ゴム紐を引っ掛けるのに使います。ピアノ線が強くてよさそうだけど、切るのが大変。
胡粉(ごふん)私は仕上げにこれを使用しました。すでにクリーム状になっている胡粉が、ユザワヤの日本人形コーナーで売られていたので、これを使用しました。ジェッソというものを使うのも一般的らしいです。
アクリル絵の具胡粉に混ぜて色をつけます。肌色(ベージュ)と、茶色(ローシェンナ)なんかあるといいです。他の色も、適宜用意しましょう。

Noahさんのコメント:目とかつらは作るたびに学校でサイズを指定して注文しています(roro注:Noahさんは、四谷シモンの人形学校出身である。注文は学校の生徒でないとできないそうです)。しかし学校のものは高級なガラス製で一組5000円以上するし種類も限られているので私は小さいものは東急ハンズでプラスチックのものを買っています。あの瞳孔のはっきりしたのがそれで(roro注:Noahさんのホームページ参照)、緑色とかあって好きなのですがやはり傷がつきやすいのが難点です。ハンズにいろいろありますよ。猫目とか。

レミさんのコメント:目玉やかつらのことですが、これは、個人輸入(TALLINA'S DOLL SUPPLY,INC add.15790 SE Hwy 224,Clackamas,OR 97015)のパンフレットで注文できます(日本と比べると格安です)。例:色違い、サイズ違い等、計6個位でまとめると、ペーパーウェイト目玉(φ0.8〜22mm)で\1,000〜\1,500/個です。

資料

美しい顔や身体を作るには、資料が欠かせません。私が使った参考資料は次の通り。

天野可淡の人形写真集パーツの形や関節部の形状を調べるのに使用。いつかはこんなのを作るぞ、と気持ち高めたりもしましょう(打ちのめされる危険もあり)。
からだの世界地図作っていると、やはり骨格や筋肉のつきかたを知らなければならない、と思うことになるでしょう。
ヌード本本物の身体を見るのは、とても参考になる。これも、美しい人形を作るためだ、と言い聞かせて本屋のオヤジに堂々と差し出しましょう。


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